令和八年四月号

令和八年四月号
令和八年四月号

お花見シーズンにおける飲酒について

はじめに

4月は新年度のスタートとともに、お花見や歓迎会など飲酒の機会が増える時期です。

屋外で桜を眺めながら飲むお酒は格別ですが、開放的な雰囲気や長時間の滞在により、気付かないうちに飲酒量が増えてしまう傾向があります。

健康的に楽しい時間を過ごすためには、飲酒に関する正しい知識を持ち、適量を守ることが大切です。

健康に配慮した飲酒の仕方等について

飲酒をする場合でも、さまざまな健康リスクを避けるためには、次のような点に配慮することが重要です。


① 自分のお酒の飲み方を把握する
自分の体調や状況に合わせてお酒を飲むことで、飲酒によるリスクを減らすことが大切です。
そのため、医師に相談するなどして、自分のお酒の飲み方を把握することが重要です。

  • ② あらかじめ飲酒量を決めておく
事前に飲む量を決めておくことで、過度な飲酒の防止につながります。
会食やイベントの場でも、「何をどのくらい飲むか」を自分で判断し、適量を守ることが大切です。

③ 飲酒前や飲酒中に食事をとる
アルコールが体に回りにくくなり、お酒に酔いにくくなります。

④ 水などのアルコールを含まない飲み物を合間にとる
飲酒の途中で水や炭酸水を飲む、アルコールを薄めて飲む、ゆっくりしたペースで飲むといった工夫により、アルコールの摂取量を抑えることができます。

⑤ 休肝日を設ける
毎日飲酒を続けると、アルコール依存症のリスクが高まる可能性があります。
1週間の中で飲酒をしない日を設けることで、アルコール摂取量の減少につながり、健康維持にも効果的です。

避けるべき飲酒等について

飲酒にはさまざまなリスクが伴うため、自身の体調や状況を確認したうえで、飲酒に適しているかを判断することが重要です。

特に次のような飲酒や行動は避ける必要があります。


① 短時間での多量飲酒

急性アルコール中毒の危険があるほか、外傷のリスクが高まります。


② 他人への飲酒の強要

飲酒は体質や体調によって影響が大きく異なります。

無理に飲酒を勧めることは避けるとともに、飲酒をきっかけとした暴言・暴力・ハラスメントにつながらないよう配慮することが大切です。


③ 不安や不眠を解消する目的での飲酒

気分を落ち着かせるための飲酒を続けると依存症のリスクが高まります。

また、アルコールは入眠を促すように感じられても眠りが浅くなり、睡眠の質を低下させるため、根本的な解決にはなりません。


④ 療養中や服薬後の飲酒

病気の治療中に過度な飲酒をすると免疫力の低下を招きます。

また、薬とアルコールを併用すると、薬の効果が弱まったり副作用が出たりすることがあります。

飲酒の可否については主治医に確認しましょう。


⑤ 飲酒中または飲酒後の運動・入浴など負担の大きい行動

飲酒によって血圧が変動しやすくなり、心筋梗塞などの重大な健康障害を引き起こすおそれがあります。

また、酔った状態では転倒などの事故のリスクも高まるため注意が必要です。


さいごに

飲酒は適量を守り、正しい知識を持って向き合うことで、健康への影響や事故のリスクを減らすことができます。

特にお花見や歓迎会など飲酒の機会が増える時期は、開放的な雰囲気から飲み過ぎてしまうこともあるため、

一人ひとりが自分の体調や状況に合わせて節度ある行動を心掛けることが大切です。

また、飲酒は個人差が大きいため、無理に勧めない、飲めない方への配慮を行うなど、周囲への思いやりも重要です。

健康に配慮した飲酒のあり方を意識してお花見を楽しみましょう。



参考:健康に配慮した飲酒に関するガイドラインについて(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38541.html

About Revision Of Bicycle Traffic Rules 自転車の交通ルール改正について

1.自転車の交通ルール改正について

近年、自転車による交通事故や危険運転が社会問題となっており、交通ルールの遵守がこれまで以上に求められています。

こうした状況を受け、自転車の交通違反に対して「交通反則通告制度(青切符)」が導入されました。

本制度は、自転車のルール遵守を徹底し、違反に対する責任を明確にするとともに、手続きを簡素かつ迅速に行うことを目的としています。 

※本記事に記載している交通違反は例であり、これら以外の違反でも検挙の対象となり得ます。


2.青切符の対象となる主な行為

16歳以上の自転車利用者が、他の交通に危険を及ぼす違反をした場合、反則金の対象となります。

特に次の行為は重点的に取り締まられます。


・スマートフォンを操作しながらの運転(ながらスマホ)・信号無視で交差点に進入し、他の車両に急ブレーキをかけさせる行為

・遮断機が下りている踏切へ立ち入る行為

・ブレーキなどに不具合のある自転車を運転する行為

・傘を差しながら一時不停止をしたとき

・警察官による指導勧告に従わず、右側通行を継続したとき

・警察官の指導を無視して信号無視をしたとき


3.刑事処分の対象となる悪質・危険な違反

次のような行為は、青切符ではなく従来どおり検挙(刑事手続により処理)となります。


・飲酒運転

・あおり運転

・ながらスマホで道路における危険を生じさせた場合

・ハンドルから手を離して自転車を運転した結果、歩行者と衝突したとき

4.さいごに

自転車は手軽で便利な移動手段ですが、交通ルールを守らなければ加害者にも被害者にもなり得ます。

今回の青切符導入は、違反を取り締まることだけが目的ではなく、一人ひとりの安全意識を高め、交通事故を未然に防ぐためのものであるといえます。

日頃何気なく行っている運転の中に危険な行為がないかを改めて見直し、「自転車も車両である」という意識を持って安全運転を徹底しましょう。

皆さんの心掛けが、自身の安全だけでなく周囲の命を守ることにつながります。


参考:自転車を安全・安心に利用するために(自転車ルールブック)の作成(警察庁) 

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/cycle_kaisei.files/gaiyo.pdf